
3/30,4/6は月経教室を開催しました。
新4年生から新5年生の親子が参加してくださいました。
助産院が11年目になり、開院当時に母乳相談で出会った親子がたくさん参加してくれて、再会がとても嬉しいです。
また以前、保護者向けの講演会にご参加くださり、いつか子どもに聞かせたいと待っていてくださった方々も来てくださいました。
学校でも二次性徴の話しはあるのですが、肝心なところはぼんやりとした話しで終わってしまうので、学校の授業以外で、一歩踏み込んだお話を期待してきてくださっている保護者さんが多いように思います。
月経のお話しをする前に、まずは「いのちのお話し」からスタート。
いのちのはじまりから、誕生に至るまでの過程を知り、自分自身の生まれてきた力、女性の産む力の素晴らしさを感じてもらいました。
また受精、妊娠、出産を科学的に理解することで、この後にお話しする月経のメカニズムも理解しやすくなります。
セックスのはなしもしますが、科学的になぜ必要なのかをおはなしすることで、「なるほどな~」と理解できたのではないでしょうか?
そして、「大切につながってきた自分のいのち」を、「次の時代につなげていける力がついてきた自分のからだ」を大切にしたいと感じてくれたのではないでしょうか。
この気持ちがあれば、「月経が楽しみ!」とワクワクと待ってもらえると思います。
その後、グループワークとして他の母娘とグループを作り、月経の時の過ごし方を具体的に話し合ったり、ナプキンの付け方や処理の仕方なども実物を使いながら練習しました。
今回からは実際にナプキンやタンポンの吸収力を知るための実験も。
初めて生理用品を見る子どもたちも、実際に手に取ることにより、少し不安が和らいだようでした。
この時期の子どもは、自分の親の話しより他のおとなの話しの方が素直に聞けることも多いです。お互いのお母さんが先生になってくれて、より理解できたのではないでしょうか。
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感想です
【娘さんから】
*今日はげっけいについてふあんに思ってたけど、安心することができました。
ありがとうございました。
*もともとせいりの事がこわくてどきどきしていたのが、たのしみにかわってうれしかったです。
せいりをたのしみにしています。
いっぱいお話してくれてありがとうございました。
*ナプキンの使い方や人の身体のしくみをやさしく教えてくれたので、分かりやすかったです。
来て良かったなと思いました。
少し楽しみな気もしました。
大切な事を教わったので、参考にしようと思います。
未来の自分が楽しみです。
【お母様から】
*月経の話だけでなく体のしくみや妊娠,出産について教えていただき、親も「ヘー!そうだったの!」と勉強になることも多かったです。
なかなか親子でじっくり話す機会のない内容で、参加できて良かったです。
*来た時の不安そうな表情から、終わるころには笑顔が見られ、来て良かったと心から思いました。
どうして月経が起こるのかも理解できだようで、母では上手く伝えられなかっにこと、伝えにくかったことを、丁寧に伝えていただき感謝です。
*私も昔学校で初経の話を聞いたことがありましたが、自分で娘に説明するのは難しくどうしようと思っていたところ、こちらで分かりやすく話して下さり、娘もとても興味深く聞いていました。
生理の時、お風呂やプールはどうするか等、具体的な話を聞けて心配性な娘は少し安心できたのではないかと思います。
私自身使ったことのないタンポンを見れて良かったです。
次回は夏休みの日曜日の予定です。
またご参加お待ちしております。