8/4,8/25は月経教室を開催しました。
3年生から5年生の親子が参加してくださいました。
助産院が10周年を迎えましたので、開院当時に母乳相談で出会った親子がたくさん参加してくれて、再会がとても嬉しいです。
また、お姉ちゃんの時にご参加くださって、今回妹さんとのご参加という方も数組いらっしゃいました。
母親と姉妹と女子チームで、カラダを労りあうことができることは、娘さんのためだけでなく、これから少し先に更年期を迎える母親にとっても、とても心強いですよね。
月経のお話しをする前に、まずは「いのちのお話し」からスタート。
いのちのはじまりから、誕生に至るまでの過程を知り、自分自身の生まれてきた力、女性の産む力の素晴らしさを感じてもらいました。
また受精、妊娠、出産を科学的に理解することで、この後にお話しする月経のメカニズムも理解しやすくなります。
セックスのはなしもしますが、科学的になぜ必要なのかをおはなしすることで、「なるほどな~」と理解できたのではないでしょうか?
そして、「大切につながってきた自分のいのち」を、「次の時代につなげていける力がついてきた自分のからだ」を大切にしたいと感じてくれたのではないでしょうか。
この気持ちがあれば、「月経が楽しみ!」とワクワクと待ってもらえると思います。
その後、グループワークとして他の母娘とグループを作り、月経の時の過ごし方を具体的に話し合ったり、ナプキンの付け方や処理の仕方なども実物を使いながら練習しました。
今回からは実際にナプキンやタンポンの吸収力を知るための実験も。
初めて生理用品を見る子どもたちも、実際に手に取ることにより、少し不安が和らいだようでした。
この時期の子どもは、自分の親の話しより他のおとなの話しの方が素直に聞けることも多いです。お互いのお母さんが先生になってくれて、より理解できたのではないでしょうか。
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感想です
【娘さんから】
*最初は月経についてわからなくて、こわかったけど、ナプキンの使い方などいろいろなことが、わかって安心しました
月経はいつでるのか楽しみです
*学校で話しを聞いてからも、いつくるかわからない月経にドキドキして不安だったけど、今日の話しでもう一度くわしく聞けて、ナプキンのことまで知れてよかったです
*げっけいが大切だということがわかりました
いろいろなナプキンがあるのは知らなかったです
ナプキンの使い方の練習が楽しかった
*説明がわかりやすかったです
生理がこれからのことだから、ちょっと不安だったけど、話しを聞いて安心した
*生理はこわいイメージがあったけど、ちょっと楽しみになりました
【お母様から】
*自分が子どもの頃、性のはなし、月経のはなしを、親としたことがなく,自分の娘にどうやって話たら良いのかわからなかったので、専門的な正しい知識のもと 愛のあふれる お話を 母娘できけて本当に幸せでした。
今日のお話をきっかけに、性の話を娘とできるのが楽みです。
*月経のはなしだけでなく、妊娠出産、どうしたら赤ちゃん ができるかも教えていただいて、娘の疑問に思っていた事が理解できたようで良かったです。
学校では教えてくれないけれど、必要な知識が身についたと思います。
*親も知ろないことも沢山ありとても勉強になりました。
正しい知識を伝えたかったので、このような機会がありとても有難たいです。
実際にナプキンをさわれたことも良い経験になりました。
次回は春休みの日曜日の予定です。
またご参加お待ちしております。