3/24,31は、月経教室を開催しました。新4年生から新中学1年生の母娘が参加してくださいました。
10年以上前に病院や母乳相談で出会った親子がたくさん参加してくれて、再会がとても嬉しいです。
10年経っても、あかちゃんの時のお顔と変わらなくて、私にとっては可愛いあかちゃんのまま。お孫ちゃんに久しぶりに会えたばあばのような心境でした。
月経のお話しをする前に、まずは「いのちのお話し」からスタート。
いのちのはじまりから、誕生に至るまでの過程を知り、自分自身の生まれてきた力、女性の産む力の素晴らしさを感じてもらいました。
また受精、妊娠、出産を科学的に理解することで、この後にお話しする月経のメカニズムも理解しやすくなります。
そして、「大切につながってきた自分のいのち」を、「次の時代につなげていける力がついてきた自分のからだ」を大切にしたいと感じてくれたのではないでしょうか。
この気持ちがあれば、「月経が楽しみ!」とワクワクと待ってもらえると思います。
その後、グループワークとして他の母娘とグループを作り、月経の時の過ごし方を具体的に話し合ったり、ナプキンの付け方や処理の仕方なども実物を使いながら練習しました。
今回からは実際にナプキンやタンポンの吸収力を知るための実験も。
初めて生理用品を見る子どもたちも、実際に手に取ることにより、少し不安が和らいだようでした。
この時期の子どもは、自分の親の話しより他のおとなの話しの方が素直に聞けることも多いです。お互いのお母さんが先生になってくれて、より理解できたのではないでしょうか。
母娘、女性同士とはいえ、なかなか性についてお話しする機会はないと思いますが、今日がその良いきっかけになり、また女性同士チームを組んで、お互いにいたわりあう関係も築くことができればいいなと思います。
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感想です
【娘さんから】
*生理がきたらどうしょうと不安だったけど、今日のお話しを聞いて、安心しました。
*実際にナプキンやタンポンなどを使って、説明してもらったので、分かりやすかったし使い方がよくわかった。
*今日は初めて聞くことばかりだったけど、わかりやすくお話ししてもらってよかった。
生理のことをこわいと思わなくなった。
【お母様から】
*私自身も知らないこともあり、楽しく学ばせていただきました。
説明するのが、なかなか難しい内容ですが、今日のお話を元に、家でもお話しできると思います。
*月経についてだけでなく、そこにつながる二次性徴、男女のからだの変化、つながるいのちについても学ぶことができたので、月経について「血が出る」というイメージでなく「素晴らしいこと」「大切なこと」と受け取ってくれたと思います。
何より娘と一緒にお話しを聞けたことが良かったです。
*実際にナプキンやタンポンをさわらせもらえて、リアルな体験ができました。
「わからない・知らない=不安」ということがなくなり、親も子も安心して初経をむかえられそうです。
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他のの母娘とグループを作り、月経の時の過ごし方を具体的に話し合ったり、ナプキンの付け方や処理の仕方なども実物を使いながら練習しました。
実際にナプキンやタンポンの吸収力を知るための実験も。
初めて生理用品を見る子どもたちも、安心できたのではないでしょうか?
次回は夏休みの日曜日の予定です。
またご参加お待ちしております。