3/28は、月経教室を開催しました。
新4年生から新5年生の母娘が参加してくださいました。
月経のお話しをする前に、まずは「いのちのお話し」からスタート。
いのちのはじまりから、誕生に至るまでの過程を知り、自分自身の生まれてきた力、女性の産む力の素晴らしさを感じてもらいました。
また受精、妊娠、出産を科学的に理解することで、この後にお話しする月経のメカニズムも理解しやすくなります。
いのちのおはなしを聞いて、「自分ってすごい!いのちってすごい!」「自分は大切にされた存在!」と感じてくれたんじゃないかなと思います。
そして、「大切につながってきた自分のいのち」を、「次の時代につなげていける力がついてきた自分のからだ」を大切にしたいと感じてくれたのではないでしょうか。
この気持ちがあれば、「月経が楽しみ!」とワクワクと待ってもらえると思います。
その後、グループワークとして他の母娘とグループを作り、月経の時の過ごし方を具体的に話し合ったり、ナプキンの付け方や処理の仕方なども実物を使いながら練習しました。
初めて生理用品を見る子どもたちも、実際に手に取ることにより、少し不安が和らいだようでした。
この時期の子どもは、自分の親の話しより他のおとなの話しの方が素直に聞けることも多いです。お互いのお母さんが先生になってくれて、より理解できたのではないでしょうか。
母娘、女性同士とはいえ、なかなか性についてお話しする機会はないと思いますが、今日がその良いきっかけになり、また女性同士チームを組んで、お互いにいたわりあう関係も築くことができればいいなと思います。
~~~~~~感想です~~~~~
◆娘さんから
*わたしは生理が今きたらどうしよう!とか、めっちゃあせっていました。
けど、今日の話しを聞いて、あせっていた気持ちがおちつきになりました。
*わたしは最近、生理のことが気になっていました。
少しイライラ、ねむけ、しんどい、ふくつうがありました。なので、生理に近づいていると思います。
この学習を通して、あかちゃんのことや、生理のことがわかり安心しました。
*からだのいろんなことがしれてよかった。
こんどげっけいになったとき、いろんなことを知っているから、すぐにできそう。楽しかった!
*わたしはなんで血が出るのかがぎもんでしたが、ていねいで分かりやすい説明のおかげで、ぎもんの答えが分かりました。また、不安もなくなりました。
*10代になったから、生理のことが心配だったり、対応について知りたかったのでよかった。
*月経ははずかしがらなくていいと思った。
◆お母さまから
*おとなの私も勉強になりました。初めて知ったこともあり、10才の子どもと同じ目線でお話しを聞けました。初経を迎える日を子どもと2人で楽しみにできそうです。
*対象年齢になったら、必ず受けたいと思っていた講座を受講できて本当に嬉しかったです。
自分が小学生の時に聞きたかったなあとお話しを聞きながら何度も思いました。
自分の月経も、娘のこれからくる月経とも上手に向き合って付き合っていきたい思えました。
*命ののつながりとして、月経をとらえると、大切なものでポジティブな事に思えました。
自分自身が、月経前に身体の不調を感じることが多いので、なかなかポジティブに伝えることが難しく、このような機会をいただけて良かったと思います。
*娘と一緒にお話しを聞けて良かったです。
いのちのおはなしでは、自分のお産のことを思い出し、涙がでました。
生理のはなしもわかりやすく、娘にも伝わったと思います。
これを機会に年齢にあったお話しも親子でしていきたいと思います。
たくさんの感想をありがとうございました。
子どもたちの感想がかわいいですよね!
以前から「男の子を学ぼう」という講座を、母親のみ対象の講座として開催していたのですが、
今回の月経教室のような「親子で学ぶ男の子バージョン」のリクエストをたくさんいただいていました。
今年は「親子で学ぶ男の子講座(仮名)」開催します‼
対象は5年生・6年生の親子です。
秋ごろの開催予定ですが、コロナの状況により変更することもあります。
また、従来からの「男の子を学ぼう」も近々開催したいと思いますが、コロナの状況次第で考えたいと思います。
こちらの対象はあかちゃんから中学生ぐらいの母親です。
また開催の折にはお知らせいたします。